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杉本昌隆七段が八段に昇段(2019年2月22日付) [将棋ニュース]

将棋のプロ棋士、杉本昌隆七段(50)が2019年2月22日付で八段に昇段しました。
22日に指されたテレビ棋戦で勝ち、「七段昇段後公式戦190勝」という規定を満たしての昇段です。
弟子の藤井聡太七段より先に八段に昇段し、杉本八段も「師匠の威厳を見せられたというところでしょうか」と笑顔でコメントしました。

杉本昌隆七段が八段に昇段|将棋ニュース|日本将棋連盟

藤井聡太七段の師匠、杉本昌隆七段が八段昇段「威厳みせられた」(1/3ページ) - 産経ニュース

藤井七段の師匠・杉本昌隆七段、弟子より早く八段に昇段:朝日新聞デジタル

>杉本新八段は名古屋市出身。故板谷進九段門下。1990年10月、四段に昇段し、プロデビュー。95年12月に五段、2000年7月に六段、06年2月に七段昇段。四段から七段へは15年余り、七段から八段へは13年がかりで、昇段を果たした。

>弟子の藤井七段はスピード昇段。16年10月1日付で四段、18年2月1日に五段、同17日に六段、同年5月18日に七段に昇段した。プロ入り後、1年7カ月余りで四段から3回昇段して七段まで駆け上がった。

>七段から八段へ昇段するには「七段昇段後、公式戦190勝」のほかに「(名人戦の予選にあたる)順位戦でA級昇級」「竜王位1期獲得」「タイトル2期獲得」という条件がある。

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たしか年度初めあたりに、杉本師匠はあと13勝で「七段昇段後公式戦190勝」になる予定で、ここ数年の対局成績からみると年度内に昇段できるかどうか心配されていました。
弟子より先に八段になること、亡くなった師匠と同じ八段に追いついたこと(板谷進九段は現役最後は八段で、死後に九段を追贈された)。
板谷進九段が亡くなったのが1988年2月24日。師匠の命日を直前にして、いろいろ感慨深い昇段です。




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藤井聡太七段の話も、杉本八段自身の子供時代・奨励会時代の話も非常に面白い。
父親のようにかわいがってもらった師匠と距離を置いて一人暮らしを始めたり、村山聖が奨励会時代のライバルだったり、「3月のライオン」の桐山零を思い出すエピソードがあります。

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